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未来の身体と心は自分で作れる

Profile

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 33歳の時にアトピーを発症。複数の病院にかかるものの、原因は不明で出される薬は同じステロイド。一時的に痒みは治るものの、一進一退を繰り返し、日常生活の不自由さを経験。

「症状を薬で抑える対症療法ではなく、根本的に治したい!」と悩んでいた頃に出会ったのが東洋医学でした。東洋医学を学び、冷えや食生活などの不摂生がアトピーを引き起こしていたと知り、心身の健康や食の価値観が大きく変化。


中国伝統療法であるかっさ・カッピング、漢方アロマを生活にとりいれ、アトピーを克服したことに感銘を受け、東洋医学の学びを深める。

その後、オリエンタルライフ美学協会 上級セラピスト取得

かっさカッピングインストラクター取得
中医薬膳師資格取得


スクール同期とシェアサロンで施術のサービスを経て、2017年に漢方アロマサロン「オリエンタルハーモニー」オープン。

内臓をケアして巡りの良い体に体質改善する専門サロンを主宰。

一人一人の体質に合わせた漢方アロマオイルやかっさ・カッピングのオーダーメイド施術や体質改善を加速させるライフスタイルのアドバイスも行っている。

プライベートでは、2021年に男児を出産。

「穏やかな心、軽やかに動ける体で育児」をモットーに毎日を過ごしている。

東洋医学セラピスト 

漢方アロマサロン「オリエンタルハーモニー」主宰

オリエンタルライフ美学協会 上級セラピスト​​

表西 かおり​

Kaori Omoteiri

Story

 子どもの頃から健康が取り柄だと思っていたのに、20代半ばで極度の手足の冷えに35度以下の低体温。それでもまさか自分が病気になるなんて思ってもいませんでした。そんな私が東洋医学と出会って、健康や食事の価値観が大きく変わったのは、33歳の時。

 インテリアコーディネート の仕事を夢見て、新しい会社に転職したことでした。仕事は多岐にわたり、1日のスケジュールはぎっしり。昼食の時間は当然のように削られ、時間の合間に食べるのは、手っ取り早く食べられるコンビニのおにぎりパン。ゆうに150時間を軽く超える残業…と、目の前のことをこなす毎日を必死に繰り返していました。

 そんな時、朝起きると突然、顔全体がパンパンに腫れ、赤いぶつぶつした湿疹が広がっていて、昨日までの自分とは別人の顔になっていました。原因不明のアトピー性皮膚炎でした。

突然のことで、何が起きたのかわかりませんでした。

 

薬をぬってもぬっても、とにかく痒くて、

昨日まで着ていた服がチクチク痒くて、着ていられない。

肌が空気に触れているだけで痛くて眠れない。


「処方されたステロイドだけでは、多少の痒みがおさまるだけで根本的な解決に至らない…」

代替医療グッズ

 そんな時に「東洋医学」(中医学)と出会い、「食事は未然に病気を防ぐ、薬のようなもの」「今までの食生活の不摂生や冷えがアトピーを引き起こしていたと知り、衝撃を受けました。

そして、「体の中にため込んだ冷えや不要なものを出すことで、不調を改善してくれる」デトックス手法であるかっさやカッピングの施術に辿りつきました。

プライベートでは35歳の時にホルモン異常、排卵障害からくる不妊と診断をされ、ショックを受けたまま、不妊治療をスタートし、人工授精、体外授精を経験。不妊治療をすればなんとかなるはず!と期待していたものの、うまくいかず絶望し、治療の中断と再開を繰り返していました。

妊活セミナーや東洋医学の学びを深める中で、排卵誘発剤を半年以上の使用は子宮を酷使する等、薬が体に与える負担を知り、「妊娠しにくいということは、今の自分の体では出産して、育てる力がないという体からのサイン。だから、体と向き合って、体を元気にしてあげるタイミングなんだ!」
「薬や治療に頼るだけではなく、妊娠しやすい体を作りたい!」と感じ、
生活習慣、食生活の見直しをしたことで、

・生理が54周期→38日周期に

・無排卵→自力排卵

・基礎体温が36℃以上に上昇

・2,3日しかなかった高温期が1週間に

と体の変化を実感し、39歳で妊娠。

漢方の先生から、「妊娠中に漢方を飲んでいたり、母親の免疫力が高かったり、体が整っていると生まれた子どもも心や体が安定しているので、夜泣きが少なかったり、熱を出しにくい」と聞き、「育てやすい子どもを産みたい!と妊娠中に食事やお灸、ヨガ、マッサージなどセルフケアに力を注ぎました。

 

出産後、多くの産後トラブルに見舞われました。産後うつ、外に出ると頭痛や目がチカチカする、腰痛、肩首こり、関節痛、体力が落ちて昼寝をしないと1日乗り切れない、寝ても寝ても疲れがとれないetc.

これをきっかけに、東洋医学の一つ、アーユルヴェーダ(インド医学)を学び、アーユルヴェーダに基づいた生活習慣、セルフケアを実践。体力の回復や痛みが軽減し、穏やかな気持ちで過ごせるようになったのを実感。

 

アーユルヴェーダの基本的考え方は、中医学と同じく、「人間は自然の一部」。また、全体のバランス、食事、生活習慣を大事にしていたり、幾つもの共通点がありました。

インドと中国と、発展してきた場所や名前は違うけれど、世界はつながっていて、健康に生きていくために目指す方向は一つで、自然に合わせてバランスをとって生きていったり、体質にあった食事をしていく重要性を改めて痛感しました。

自然の中で妊娠中の女性

​最後に

私がアトピーや不妊、産後トラブルを経験して分かったこと。

体調を崩すのは一瞬。あっという間だけれど、崩れたものを元に戻すには、その何倍もかかります。

時間はもちろん、お金も労力、精神的面も。

体が整っていたら、
体を崩していなかったら、
経験しなくて良いこと、経験しなくて良い感情がたくさんありました。

 

体調や感情に振り回されずに、やりたいことも夢も諦めず、軽やかな身体でいきていきたい。

私と同じように、苦痛で辛い毎日を味わって欲しくない。

体調を理由に、元気だったら好きなように動けて好きなこともできる日常を失って欲しくないのです。

妊活、妊娠出産、子育てとライフステージの変化が多い女性だからこそ、年齢や不調に左右されない、こころと体を整えながら生きていくヒントを伝えていきたいと思います。

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